
バー経営って儲かるの?どんな人が向いているの?オーナーの体験談とか知れたらいいな
バー経営は向き不向きのある仕事。
客単価を上げやすく儲かりやすくはある一方で、実際は平均年収300万円前後とシビアなのが現実。
そこで今回は、バー経営で年収1,000万円のオーナーに「バー経理は儲かるのか?どんな人が向いているのか?」をインタビュー調査してみました。
本記事では、バー経営で稼ぐコツまで紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。


- 42歳 男性
- バー経営6年目
- 都内某所にて1店舗経営
- 年収はバー経営で1,200万円
バー経営は儲かる?年収1,000万超えのオーナーに聞いてみた
結論から言うと、バー経営はやり方次第では儲かる仕事です。
理由は主に以下3点です。
順番に見ていきましょう。
儲かる理由①:粗利率が高くなりやすい



バー最大の魅力は粗利率が高いことです。
飲み物は原価が安い一方で、お酒は特に高い値段で販売できるので、利益を出しやすいのです。



なるほどですね。
ビールは儲かりにくいとも聞いたのですが、原価率はどのくらいなのでしょうか?



おっしゃる通りビールはアルコールの中では儲からないですね。
ビールで原価率は30~35%程度です。他のアルコールの多くは20%前後なので、ビールは儲かりにくいですね。



逆に一番儲かるアルコールは何でしょうか?



カクテルですね。
リキュールやジュースが仕入れ値が安くできるので、1杯当たり安いと60円くらいです。そして、販売価格は800円ほどなので、原価率13%と儲かるアルコールです。
レストランでは、よくフードは原価が80%でドリンクは原価は20%~30%ほどだと言われています。
そんな中でバーはドリンクに特化しているので、集客に成功すれば顧客当たりの粗利を上げやすい構造というわけですね。
儲かる理由②:食品ロスの発生が少ない



また、バー経営は食品ロスの発生が少ないことも儲かる理由です。



フードの種類が少ないからでしょうか?



その通りです。
お店によりますが、私の店舗はお酒メインです。ロスを抑えるため、原価を抑えるため、フードメニューはごく一部です。
フードロスは飲食店の命題。
仮に1日の中でしっかり利益を取れていても、フードロスが多ければトータルで赤字になってしまう可能性もあります。
しかし、貯えが少ないと1日に利益を最大化できない可能性も。消費しきれる食材管理は、飲食店の命題なので、ここから脱却できるのは強いですね。
儲かる理由③:かかる固定費が少額である



バーは初期費用も固定費も比較的少額な部類です。
特に私のところはお酒に特化していて、箱もそんなに巨大ではないので、最悪1人でも回せるレベル感です。



初期費用も安いんですね。
フードメニューが少なければ、電気代やガス代も節約できますし、人が少なくても回るというわけですか。



私の場合、初期費用は500万円でした。
相場はもっと高いと思いますが、とにかくリスクを減らそうとコストは徹底カットした結果です。



おっしゃる通りで、フードメニューが少なければ、ドリンク作りに専念できますし、キッチンスタッフも要りません。
ホールスタッフが1人いれば回るので、人件費もコストカットできています。
バーはゆったりした空間です。
そのため箱が大きくなければ少ない人数で回すことが可能。フードメニューがなければ、キッチンすら不要になるので、効率的に場を回すことができるでしょう。
【難しい】バー経営で稼ぐコツを聞いてみた
次に、実際にバー経営で稼ぐコツを聞いてみました。
コツは以下3つです。
順番に見ていきましょう。
稼ぐコツ①:集客経路を自身で構築する



ビジネスの基本は集客です。如何に広告費をかけずに集客経路を構築できるかが大切だと思っています。



広告費はばかにならない金額ですしね。
ちなみにどのように集客経路を構築されているのでしょうか?



私の場合はInstagramとTikTokです。主に動画系SNSを活用しています。
ドリンクを作る動画を流したりしています。また、動画を見た特典を付けることで集客の促進ができていますね。
稼ぐコツ②:ドリンクメニューで勝負する



バーで利益率を最大化するなら、ドリンクメニューで勝負すべきです。
フードメニューは粗利率が低い上に、在庫コストを抱えます。なので、調理せずに出せること、需要があること、賞味期限がないことをクリアしたフードのみを厳選しています。



なるほどですね。
確かに、バーで夜ご飯を食べる人は多くないですし、美味しいつまみがあれば十分そうですね。



そうなんです。
フードを出すなら箱を大きくしないと利益が出ないので、バーでこじんまりやるならドリンクに絞るべきです。
稼ぐコツ③:お客さんと会話を積極的にする



また、お客さんと会話を積極的にすることも心がけています。
如何に滞在時間を延ばせるかが顧客当たりの利益を上げるコツだと思っています。



やはりLTVをいかに上げていくかは大切なポイントですよね。



そうなんです。
会話をしていく中で、お酒の裏話などをしていると、2杯目を頼んでいただける確率がグッと上がるんです。
以上がバー経営で稼ぐコツでした。
バー経営に向いている人
最後にバー経営に向いている人を紹介していきますね。
順番に見ていきましょう。
向いている人①:1人でやり切れる人



一番は1人でやり切れる人です。バー経営と言えど、やることは多いです。
自分の頭で考えて実行する必要があるので、遂行力は必須の能力かなと思いますね。
バーは飲食店です。
そのため食品衛生責任者や防火管理者の資格が必須。誰も雇わないのであれば、自身で取得する必要があります。
他にも、箱(賃貸)の契約や商材作成(メニュー)、集客など、しっかりロードマップを引けないと経営は難しいでしょう。
向いている人②:ビジネス脳に慣れる人



バー経営の適正で、お酒好きかビシネス脳があるかだったら、私は圧倒的に後者が大切だと思います。
好きだから売上が出るわけではないので。
ビジネス脳も必須の要素。
何をどうやって誰にどのように売るのか?いくらが固定費/変動費で、利益がどの程度で粗利はどのくらいなのか?など、基礎的な数字計算も必須。
もちろんお酒好きなら尚良しですが、そもそもビジネスをできる脳がないのであれば、まずうまくはいかないでしょう。
向いている人③:コミュニケーション好きな人



バーは接客業です。コミュニケーションが苦手な方だと、稼ぐのは難しいと思います。
ドリンクを作るのが上手い人でも稼げるとは思いますが、小さな箱で利益を上げるならコミュニケーションは必須だと思っています。
バーには色々な形がありますが、1人当たりの顧客価値を上げるなら、やはり顧客とコミュニケーションを取るのが効果的。
もしコミュニケーションが苦手なのであれば、コミュニケーションが得意な人材を1人でも入れると良いでしょう。
バー経営は儲かる?:まとめ
バー経営が儲かるかはやり方次第。
平均年収は300万円ほどと低い業界ですが、やり方次第によっては年収1,000万円も実現可能ではあります。
向き不向きはありますが、お酒好きで熱量があれば一定は上手くいくので、興味のある方は参考までに。
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